【明日誰かに話したくなる】R＆B（リズムアンドブルース）どんな音楽なの？ジャンルは何か？

リズム・アンド・ブルース (rhythm and blues) は、R&B（アール・アンド・ビー）またはRnBと略される音楽のジャンルのことです。

では、R&Bとはいったいどんな音楽なのでしょうか？

詳しく説明していきます。

この記事を読めば☟のことがわかります。

• R&B（リズムアンドブルース）とはどんな音楽なのか
• 歴史やルーツは？いつからあるジャンルなのか
• HIPHOP（ヒップホップ）との違いは何か
• R&Bはどんな種類があるのか

R＆Bの歴史やルーツが分かるおすすめの伝記映画も紹介しています。

R＆B（リズム・アンド・ブルース）とは

R&Bはアメリカ系アフリカ人が生んだ音楽。

リズム、ビートに乗りながらジャズやブルース、ゴスペルに影響された歌を叫ぶように歌うのが特徴です。

1940年代にブルースやジャズ、ゴスペルのブラックミュージックの要素を合わせた音が、どんどん進化・発展して後にR&Bとなりました。

R&Bの歴史とルーツ

1947年にビルボード誌のジェリー・ウェクスラーの提案により正式に音楽ジャンル名としR&B（リズムアンドブルース）と名付けられました。

R&Bと名前がつく前は「レイス・ミュージック」と呼んでいたようです。

1950年代にR&Bは、ホンキートンク（カントリーミュージックを演奏する酒場）やアフターアワークラブ（現在のクラブの様な場所）でアフリカ系アメリカ人の若者中心に発展していき、後にはヒップホップが生まれました。

1970年代にはR&Bはソウルとファンクの両方の音楽を含むジャンルになり、現代ではアフリカ系アメリカ人のアーバンミュージック、またはそれと似たリズム形態を持つ音楽は全てR&Bと呼ばれるようになりました。

2022年現在も世界中のアーティストがR&Bから強く影響を受け、多くの新たなポップ音楽が作られています。

HIPHOP(ヒップホップ）との違い

R&Bと相性の良い、HIPHOP（ヒップホップ）は音楽のジャンルのことではなく、アメリカ発祥のストリートから生まれたカルチャーのことです。

1970年代にニューヨークのブロンクス地区で開かれたブロック・パーティーにルーツのある、音楽・ダンス・ファッションを中心とするアメリカ系アフリカ人の文化です。

ラップ（MC）、DJプレイ、ブレイクダンス、グラフィティの４大要素と呼ばれています。

R＆Bにはどんな種類があるのか

1940年代後半から登場したR&Bですが、現在の一般的に聴かれるR&Bとなるまでにいくつかの種類（サブジャンル）に分けられてきました。

1950～60年代にはゴスペル色が強い「ソウルミュージック」が生まれます。

1960～70年代は白色人種がR&Bを取り入れた「ブルー・アイド・ソウル」というサブジャンルが出来ました。

1970年代後半には、ボーカルアレンジやシンセサイザーなどの電子音を使った「ブラック・コンテンポラリー」が登場し、R&Bは一気に都会的な音へと発展していきます。

1980年代に入ると、HIPHOPと融合した「ニュージャックスウィング」が生まれます。

1990年代以降はメロディアスな「ネオ・ソウル」や落ち着いたテンポでおしゃれなビートが特徴の「チルアウト」というジャンルも登場します。

チルアウトは英語圏の俗語で落ち着く・冷静になる・のんびりするという意味です。

時代の流行りに乗ってR&Bの音楽もどんどん進化しています。

さいごに

R＆B（アール・アンド・ビー）についてお分かりいただけましたでしょうか？

時代背景や恋愛感情などを魂（ソウル）を込めて表現する音楽でした。

フェイクやビブラートの歌唱技術も多く使われ、歌唱力の高いシンガーさんが多いことも特徴です。本物の音楽が聴けます。

現在では、「R&B」はリズムや打ちの強いビートに乗りながら、ブルース感のあるメロディを歌うのが特徴の音楽全般のことを指します。

ぜひあなたのお気に入りののR&B音楽を見つけてくださいね♪